部位特異的組換えとは? わかりやすく解説

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部位特異的組換え

英訳・(英)同義/類義語:Site-specific recombination

ゲノムの全領域わたって同じ機構で起こる一般的組換え以外に、ゲノム上の特定の配列認識し、その部位でのみ起こる部位特異的組換えがある。この反応には、特定の配列認識するラムダインテグラーゼなどの配列認識する酵素が行うが、組換え後に元のDNA配列再生される場合保存型部位特異的組換え(conservative site-specific reombination)という。

部位特異的組換え

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 08:51 UTC 版)

遺伝的組換え」の記事における「部位特異的組換え」の解説

バクテリオファージファージ)による部位特異的組換えでは、ファージDNA乗換え似た方法で、宿主である細菌染色体DNA組み込まれるファージDNA部分配列標的DNAのそれと完全に一致すると、インテグラーゼ呼ばれる特殊な組換え酵素ファージDNA標的組み込むこのようにファージDNA染色体組み込まれた状態をプロファージという。

※この「部位特異的組換え」の解説は、「遺伝的組換え」の解説の一部です。
「部位特異的組換え」を含む「遺伝的組換え」の記事については、「遺伝的組換え」の概要を参照ください。


部位特異的組換え

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 08:35 UTC 版)

相変異 (細菌)」の記事における「部位特異的組換え」の解説

部位特異的組換えは通常短く組換え配列内の単一標的部位で起こる。これが発生するためには、通常1つまたは複数補因子いくつか例を挙げると、DNA結合タンパク質およびDNA結合部位有無)と部位特異的リコンビナーゼが必要となる。組み換えにより、遺伝子産物構造影響があるため、遺伝子発現変化する場合がある。これは、プロモーターまたは調節エレメント空間配置変更することによって行われる

※この「部位特異的組換え」の解説は、「相変異 (細菌)」の解説の一部です。
「部位特異的組換え」を含む「相変異 (細菌)」の記事については、「相変異 (細菌)」の概要を参照ください。

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