遺伝子工学的ペプチド合成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 08:01 UTC 版)
「ペプチド合成」の記事における「遺伝子工学的ペプチド合成」の解説
遺伝子工学的ペプチド合成はDNA合成や逆転写酵素、制限酵素の発見などを技術的な基盤として1970年代後半に確立された。1977年に板倉啓壱らによって行なわれた大腸菌を用いたソマトスタチンが最初の例である。 遺伝子工学的ペプチド合成は以下のような手順で行なわれる。 目的のアミノ酸配列をコードしたDNA断片を調製する。 DNA断片をベクターへ組み込む。 ペプチドを産生させる細胞にベクターを取り込ませる。 プラスミドを取り込んだ細胞のみを選別する。 選別した細胞を増殖させ、産生されたペプチドを回収する。
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