運用上の不具合・故障などとは? わかりやすく解説

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運用上の不具合・故障など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 04:28 UTC 版)

「きぼう」の記事における「運用上の不具合・故障など」の解説

2008年6月5日 - 船内実験室設置直後に、空気調和装置凝縮水熱交換器出口水分検出器自動停止している。これは、船内実験室通常2名、時間制限つきで4名在室できるよう設計されているのに対しスペースシャトルSTS-124搭乗員7人とISS第17次長期滞在搭乗員3人の計10人の宇宙飛行士全員船内実験室同時に集まってしまったことにより、一時的に船内湿度上昇したことなどが原因水分検出器自動停止機能作動したためだと考えられている。前述のとおり、船内実験室ISS最大与圧モジュールであり、ラック搬入前の船内実験室広さ宇宙飛行士たちが「はしゃぎすぎた」のであった2010年4月21日18時頃、超伝導サブミリ波リム放射サウンダ (SMILES) の受信系機器一部待機モードとなったため観測中断したその後の調査で、原因サブミリ波局部発振器 (SLO) 内部ガン発振器配管内部二酸化炭素固着したことによる閉塞だと判明した2011年1月19日復旧断念し運用終了している。 2010年5月13日、「きぼう」有償利用事業第2回目テーマ選ばれた「植物種子を活用した宇宙教育プロジェクト商用利用試み」において、2009年8月より約8か月軌道上保管され2010年4月回収されカボチャ種子2種類内の1種類所在不明となっていることが発覚したその後所在不明とされていたカボチャ種子は、規定1つのみしか宇宙へ持っていけないため軌道上運ばれず、NASAジョンソン宇宙センター残されていたことが確認されている。 2018年7月18日16時頃、きぼう船内実験室冷却水僅かに漏れているのが見つかった1日あたり0.025-0.03リットル漏れており、原因調べたところNASA米国実験ラックEXPRESS Rack 5)内の配管から漏れていることがわかったため、修理実施している。 上記のような不具合など起きてはいるが、きぼうの不具合件数は、打上げから36か月後の2011年3月まで75となっており、これはアメリカ実験棟デスティニー打ち上げから48か月後の2005年2月までの175件より、不具合件数発生頻度少なく良好な実績示している。

※この「運用上の不具合・故障など」の解説は、「きぼう」の解説の一部です。
「運用上の不具合・故障など」を含む「きぼう」の記事については、「きぼう」の概要を参照ください。

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