進行性非流暢性失語(progressive non-fluent aphasia、PNFA)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/25 09:08 UTC 版)
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進行性非流暢性失語は非流暢性失語を特徴とし、発語量の減少、失文法、復唱の障害、努力性発語、流涎、語想起に時間がかかるなど運動性失語の要素が目立つ。認知障害や行動異常は認められず、言葉がでにくくつかえる、名詞が言えなくなる、錯語、助詞を間違えるなどの症状が認められる。非流暢性な自発語で失文法、音韻性錯語、失名辞の少なくとも一つを伴う進行性の疾患である。病識は保たれており「うまく話せない」を主訴に受診することも多い。
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進行性非流暢性失語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 09:04 UTC 版)
前頭側頭葉変性症の1つである。タウオパチー(FTLD-tau)との関連が示唆されている。症状は発話障害(発語失行(英語版))、文法障害、復唱障害、語想起障害、錯語などである。左シルビウス裂周囲(下前頭回、中心前回下部、島回)が責任病巣と考えられている。
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