連邦自動車安全基準
アメリカにおける安全規制で、連邦法である「国家交通並びに車両安全法」に定められている安全基準をいう。FMVSSと略される。アメリカの安全規制の歴史は1935年にさかのぼるが、大きく進展したのは、消費者運動家のラルフ・ネーダーの活躍により66年に連邦法が成立した以降である。FMVSSは、現在52項目の基準からなり、大きく3つに分類される。つまり基準番号が100番台の事故回避、200番台の事故による被害軽減、300番台の事故後の安全対策を目的とするものである。例えば105は液圧ブレーキ装置、208は乗員衝突保護、302は室内の難燃材などである。また、2001年からは401(トランク内脱出装置)が追加施行された。
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