連結送水管
連結散水設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:45 UTC 版)
小規模な地下室、地下街等でスプリンクラー設備の設置義務のない場合(小規模でスプリンクラー設備の適当でない場合)でも、これらの防火対象物は火災が発生すれば熱気、濃煙が充満し消火活動が困難となることが多い。天井に予め配管とヘッドを設置し火災時に消防隊からの水の供給を受けて火勢を抑制し、或いは消火を図る設備である。閉鎖型の通常のスプリンクラーヘッドを設置し、湿式の配管をなす場合もあるが、殆ど乾式の配管に専用の開放型ヘッドを装置して所定の範囲に一斉に散水する方式が一般的である。送水区域が複数となる場合、送水口付近には散水するエリアの平面図の表示が必要となる。
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連結散水設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/08 17:57 UTC 版)
地階の床面積の合計が700m2以上の防火対象物の地階部分および、延面積が700m2以上の地下街に設けられ、ポンプ車で加圧した消火用水を送水して散水ヘッドより散水することにより消火活動を行う。湿式配管で、火災による熱で散水ヘッドが開栓し、散水開始する「閉鎖型」と、散水ヘッドに感熱部が無く、乾式配管に送水することで散水が開始する「開放型」とがある。送水口は連結送水管のものと類似しているが、この送水口には「連結散水用送水口」の標識と送水区域・選択弁・送水口を明示した系統図を直近に設ける。 開放式散水ヘッドが4個以内の場合は単口型が用いられることもある。
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