連立与党内の反応
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2009年12月12日、福山哲郎外務副大臣がテレビ番組『みのもんたのサタデーずばっと』に出演し、天皇特例会見について公明党の高木陽介議員の「小沢一郎が今、中国に行っている。140人の民主党国会議員が一人一人、胡錦濤主席と握手した。そのおかえしなのか?という見方も出てくる」との発言に対し、福山は外務副大臣の立場から「そんなことはない。ただ中国側から強い要請があった。日中関係はこれからの日本外交の中でも重要だという判断で、陛下にお願いをしたというのが実態のところ」と答えた。 2009年12月13日、テレビ朝日『サンデープロジェクト』にて、渡辺周総務副大臣は、「天皇陛下の政治利用と思われるようなことを要請したのは誠に遺憾だ」、「今からでもやめていいなら、やめた方がいい。国の大小、経済力、政治力の大きさで優劣をつけることは絶対あってはいけない」と述べた。社民党の阿部知子政審会長は「特例でも認めてはならない」と述べた。国民新党の亀井亜紀子幹事長代理は「(政治利用への懸念を示した)羽毛田信吾宮内庁長官の話はもっともだ」と述べた。 渡部恒三元衆議院副議長(前民主党最高顧問)は「政治主導は天皇陛下の問題では全く関係ない。これは日本の国体に関する問題で、慎まなければならない」「太平洋戦争の歴史を考えれば、政治家はどんなことがあっても天皇陛下を自分たちの都合のいいことに利用するなんてことは考えてはいけない」と述べ、会見を宮内庁に要請した鳩山首相や、仲介したとされる小沢幹事長の対応を批判した。
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