逆アセンブラとは? わかりやすく解説

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逆アセンブラ

読み方ぎゃくアセンブラ
別名:ディスアセンブラ
【英】disassembler

逆アセンブラとは、0と1で表現される機械語によって書かれプログラム記述オブジェクトコード)を、より人間の言語に近い英数字記述であるアセンブリ言語による記述ソースコード)に変換するためのプログラムのこと。逆アセンブラを行うことを、逆アセンブルと呼ぶ。

元のソースコード含まれている変数名などが、アセンブル行った際になくなっているため、逆アセンブラを行うことで、完全に元のソースコード復元することは難しい。ただし、CPUメモリ対する処理動作記述したソースプログラム作成されるため、ソフトウェア解析手段として用いられるまた、通常、プログラムデバッガは、逆アセンブル機能備えているため、メモリ領域指定することで、必要な部分逆アセンブルが可能である。

なお、ソフトウェアの利用規定などで著作権保護観点から、逆アセンブラを行うことを禁止している場合もあるので注意が必要である。

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逆アセンブラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/31 17:14 UTC 版)

逆アセンブラ(ぎゃくアセンブラ、: disassembler; ディスアセンブラ)とは、逆コンパイラの一種であるが、実行ファイルないしオブジェクトファイル機械語コード(とシンボルテーブルなどの付随情報)を基に、アセンブリ言語ソースコードを生成する、すなわちアセンブラの逆の作用をするものを特に指す。一般の(高水準言語コードを生成するような)逆コンパイラよりも比較的容易である。


注釈

  1. ^ 規模にもよるが、バグが一切ないソフトウェアはほとんどない。コンパイラもソフトウェアの一種であり、例外ではない。処理系自体の知名度を問わず、複雑な仕様の言語コンパイラや、テストが十分なされていないコンパイラにはバグが混入しやすい。
  2. ^ この機能を持つデバッガを特にシンボリックデバッガまたはソースレベルデバッガと呼ぶ。

出典

  1. ^ リバース・エンジニアリングに係る法的課題についての論点”. 2022年10月4日閲覧。
  2. ^ Online Disassembler” (英語). onlinedisassembler.com. 2021年1月13日閲覧。


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