転識得智
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 15:52 UTC 版)
修行の結果悟りを開き仏になると、8つの「識」は「智」に転ずる。これを転識得智(てんじきとくち)という。 前五識は成所作智(じょうしょさち)に 意識は妙観察智(みょうかんざつち)に 末那識は平等性智(びょうどうしょうち)に 阿頼耶識は大円鏡智(だいえんきょうち)に転ずるとされている。 転識得智の考え方は天台宗や真言宗、チベット密教のニンマ派にも受け継がれている。
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