豚丹毒とは? わかりやすく解説

とん‐たんどく【豚丹毒】

読み方:とんたんどく

家畜伝染病予防法による監視伝染病届出伝染病)の一。豚丹毒という桿菌(かんきん)によって起こる。主に豚に感染するが、人間他の動物にも感染


豚丹毒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 05:54 UTC 版)

豚丹毒(とんたんどく、: swine erysipelas)は、豚丹毒菌の感染によって起こる人獣共通感染症ブタにおける症状は敗血症型、蕁麻疹型、関節炎型および心内膜炎型に分類される。豚丹毒菌はブタ、イノシシのほか、ヒトを含む哺乳類、鳥類に感染する。豚丹毒菌はヒトに敗血症や関節炎を発症させ、この場合には類丹毒と呼ばれる。日本では家畜伝染病予防法における届出伝染病に指定されており、と畜場法において全部廃棄の対象となる。BSL-2。急性敗血症型豚丹毒が1976 - 1977年に全国的に大発生した。 原因菌は、1878年にマウスの敗血症例より初めて分離された[1]


  1. ^ 豚丹毒とは ―古くて新しい人獣共通感染症― (PDF) モダンメディア 2007/9 vol.53, 栄研化学株式会社。
  2. ^ 死菌凝集反応を用いた豚丹毒抗体測定法の開発釧路家畜保健衛生所


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