豊川油田
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豊川油田とは秋田県潟上市にあるガス田、及びかつてあった油田である。2001年(平成13年)に原油の生産を停止し、現在はENEOS(旧・東北石油)が天然ガスを生産している。2009年(平成21年)に日本の地質百選に選定された。[1]
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- ^ a b 佐々木榮一 2017, p. 30.
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豊川油田
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 06:50 UTC 版)
南秋田郡豊川村(現在の潟上市昭和豊川槻木)では、縄文時代から天然アスファルト(土瀝青)を産出し、接着剤などとして広域で利用されていた。日本初のアスファルト舗装とされる東京・昌平橋の舗装にも、豊川で採取された土瀝青200俵が使われた。土瀝青の採掘を行っていた中外アスファルト(現在のNIPPO)が1912年(明治45年)から石油の採掘を開始し、翌1913年(大正2年)10月に油層に達して石油生産が始まった。最盛期には油井718本、年間86,800キロリットルに達した。2001年(平成13年)に産油は停止したが、微量ながら天然ガスの生産を継続している。2007年(平成19年)11月30日、石油産業に関る近代化産業遺産の認定を受けた。
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