三省堂 大辞林 |
アスファルト 3 [asphalt]
石油/天然ガス用語辞典 |
アスファルト
【英】: asphalt
| アスファルトには、地表に滲出{しんしゅつ}した原油が長年月のうちに軽質分を失い、風雨にさらされ、酸化されてできた天然アスファルト(natural asphalt)と石油精製によって生産されるアスファルト(petroleum asphalt)とがあるが、わが国では前者は生産も輸入も皆無なため、アスファルトといえば一般に石油アスファルトを指す。 また、アスファルトはビチューメン(bitumen)ともいう。石油アスファルトは、減圧蒸留の残油および潤滑油製造の際の溶剤脱瀝{ようざいだつれき}の残査で、ナフテン基原油または混合基原油に多く含まれている。黒色の粘着性のある半固体物質で、加熱すれば軟らかくなり、徐々に液状となる。アスファルトの成分は、非常に複雑な多環化合物を主体としたもので、マルテン(油分およびレジン分)のなかにアスファルテンがサスペンソイド(suspensoids)の形で分散し、それらがコロイド物質を作っているといわれる。アスファルトには、ストレート・アスファルト(straight asphalt)とブローン・アスファルト(blown asphalt)とがあり、前者は普通、残油(または残査)そのままであるが、後者はストレート・アスファルトに空気を吹き込んで酸化重合させて固くしたものである。ストレート・アスファルトは、伸度が大きく、軟化点が低く、粘着力が強いため、主として道路舗装に用いられるが、ブローン・アスファルトは弾力性に富み、感温性(温度変化による固さの変化)が少なく、変質・劣化の傾向が少なく、衝撃抵抗、防水性、電気絶縁性が大きいなどの性質から、防水、防湿、保温、保冷、電気絶縁、ゴム混和、アスファルト・ブロック、アスファルト・タイルなどに使用される。このほか、簡易舗装用に使用されるカットバック・アスファルトおよび乳化アスファルトがある。 |
スラグ用語集 |
アスファルト
道路用語辞典 |
アスファルト
石油の蒸留残渣として得られる歴青を主成分とする半固体あるいは粘着性物質。
通常、舗装用に用いるのは、針入度40~120程度のストレートアスファルトでこれを舗装用石油アスファルトと呼んでいる。
砕石用語辞典 |
アスファルト(asphalt)
炭化水素を主成分とする褐色か黒色の、固くてもろいか、または塑性を有する瀝青質(石炭タールを分溜してできた残りかす)の物質。
死海やトリニダード地方の石油含有岩石中に形成されている。また、コールタール、ある種の石油、褐炭タールの熱分解からも製造される。ダム事典 |
アスファルト (あすふぁると)
リフォーム用語集 |
アスファルト
ウィキペディア |
アスファルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/28 20:23 UTC 版)
アスファルト(asphalt、土瀝青(どれきせい))とは、原油に含まれる炭化水素類の中で最も重質のものである。減圧蒸留装置で作られた減圧残油はそのまま製品アスファルトとなり、ストレート・アスファルトと呼ばれる。
ストレート・アスファルトの性状を改善するため、溶剤抽出(溶剤脱瀝)や空気酸化(ブローン・アスファルト製造)などの処理を行うこともある。粘度の高い液体であり、常温ではほとんど流動しないものが多い。道路の舗装や防水剤などに使われる。
トリニダード・トバゴでは純度の高いアスファルトが天然で噴出し、湖を形成するという稀なケースが見受けられる。これは、地中の原油から揮発成分が蒸発し、アスファルト分のみが残ったものと考えられる。→(ピッチ湖)
- ^ 小西誠一著 『石油のおはなし』 日本規格協会 第1版第1刷 ISBN 4-542-90229-3
- 1 アスファルトとは
- 2 アスファルトの概要
- 3 分類
- 4 語源
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アスファルト
出典:『Wiktionary』 (2009/03/11 20:32 UTC 版)
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