蘭忠次(あららぎ ちゅうじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:04 UTC 版)
「デメキン (小説)」の記事における「蘭忠次(あららぎ ちゅうじ)」の解説
西区最大の暴走族「蝉魔竜」の9代目総長。蝉魔竜の後継者争いの際にあまりの悪行に業を煮やした先代グループに襲撃されそうになるも、逆に返り討ちに浴びせ半殺しにしたため少年院に入っていた。主犯格のため、銀次や隼人より長く院に入っており、先に出所した2人に福岡統一の計画の足掛かりを託していた。7代目総長・田辺に憧れ、認められたいが一心に銀次、隼人とともに相当な悪事を働くが、逆に先輩連中からも敵視されるようになり、田辺に襲撃される運びとなった。やや人間不信に陥っており、銀次ら仲間に対しても辛辣な一面がある。厚成への襲撃は自ら直々に参加、一度は厚成に攻められるも、仲間の加勢により厚成を追い込み、最後は4指すべてを折る凄惨な制裁を加える。福岡連合との全面戦争時、一度目は自ら出張らず、二度目も仲間とともに乱闘に参加した正樹とは対照的に、仲間に任せて高みの見物を決めていた。乱闘に参加してへばっていた正樹相手に最初は圧倒するも、中々倒れない正樹相手に焦り、後半からは攻守一転し正樹に滅多打ちを食らい戦意喪失。最後は悔し涙を流した。
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