刀剣用語解説集 |
荒沸(あらにえ)
焼刃を形成する組織の状態の一つ。焼入れの際の急激な温度低下により、鉄の組成が物理的変化をしたもの。刃文はキラキラと光る白い微粒子によって構成されており、この肉眼で確認出来ない程の小さな粒子の集合を匂いと称し、確認できる大きさのものを沸と称する。特に粒子が金砂子を蒔いたように大きいものを荒沸と称する。一般的に沸と匂いは複合した状態で存在するが、沸が単独で存在するものは裸沸、また荒沸が部分的に集中するものをかずのこ沸などと呼ぶ。匂いの複合した焼刃でも、主に匂いにより成り立つものを匂い出来と呼び、沸本位なものを沸出来と呼ぶ。
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