英雄が語るトロイア戦争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 21:39 UTC 版)
「ピロストラトス」の記事における「英雄が語るトロイア戦争」の解説
『へーローイコス』(邦題:『英雄が語るトロイア戦争』『英雄論』、古代ギリシア語: Ἡρωικός ; ラテン語: Heroicus ; 213-214年ごろ成立)は、トロイア戦争を題材にした物語作品で、ホメロスの『イリアス』と『オデュッセイア』の異説にあたる。 枠物語として、現代(3世紀)のトラキア・ケルソネソス(トロイア遺跡の対岸)に住むぶどう園主が、トロイア戦争の英雄プロテシラオスの幽霊(英雄神)と交流して、その交流内容をフェニキア人の旅人に対話形式で聴かせる、という形式をとる。作中では、ホメロスへの賛辞と批判修正が入り交じる。
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