芸術上の表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 09:57 UTC 版)
古代エジプトやメソポタミアでは、青い髪は「聖なる美」と言われ、ラピスラズリが葬送芸術や彫像に用いられていた。 ローマ帝国軍がイングランドから撤退した後のアングロ・サクソンの絵画では多くの女性が青い髪で描かれていたが、これは現実に染めていたわけではなく、ノスタルジックな芸術上の表現だと考えられている。 仏陀の髪を青く表現されることもよくある(通常は青黒、時には非常に明るい青)。これは仏陀の様相を記述した三十二相八十種好の12番目に紺黒の髪と記されているためである。古いものでは、4-6世紀の青州の仏像群の中には青い染料が頭部に塗られていたものが見つかっている。 毛の色ではないが、西洋ではデーモン、インドではクリシュナなどの神が青く描かれたり、日本でも青い肌を持つ青鬼や緑の肌を持つ河童などがいる。
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