色・特殊効果など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 18:14 UTC 版)
メインカラーとされる青色系統以外のものを「ファンシーカラーサファイア」と呼び、ピンクがかったオレンジ色をしたものを特に「パパラチア(Padparadscha。蓮の花のつぼみの色の意)」と呼ぶ。 外光を照射すると、六条の光条を呈する(スター効果)ものは、スターサファイアと呼ばれ、珍重される。針状の内包物(インクルージョン、多くは二酸化チタン鉱物のルチル)を持ち、星型の輝きを生じる。大きさ(カラット)以外に地色の美しさや星型の輝きの強さなどで評価されている。 光源の種類(自然光と人工光)によって色が変わる(アレキサンドライトに似る)ものは、カラーチェンジサファイアと呼ばれ、こちらも希少価値がある。 加熱処理により色調を変える技術が古来よりあり、色や透明度の低いものは、ルビーとして流通されている。
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