船津胎内樹型 (山梨県)
船津胎内樹型
名称: | 船津胎内樹型 |
ふりがな: | ふなつたいないじゅけい |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 山梨県 |
市区町村: | 南都留郡富士河口湖町 |
管理団体: | 富士河口湖町(平8・6・4) |
指定年月日: | 1929.12.17(昭和4.12.17) |
指定基準: | 地6,地10 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 森林地帯に溶岩流や火砕流が流れ込んで,もとの木の部分が燃えて残った空洞を溶岩樹型と呼ぶ。立木の場合も倒木の場合もある。船津胎内樹型は富士の噴火による溶岩中に形成されたもので,樹木の再溶融による”胎内”の象徴でもある肋骨状の模様が顕著である。神社の奥から,胎内を抜ける観察路も用意されている。 上記ノ熔岩樹型ハ曽ヲ冨士山麓ニ森林ヲナシタル樹木ノ幹枝カ冨士山活動ノ際流出シタル熔岩流ニ包マレテ木質焼盡シ幹枝ノ型像ヲ熔岩冷結後ニ留メタルモノナリ吉田胎内ニハ樹型ニ伴ツテ天然木炭ヲ発見ス此等ノ現象ハ火山活動ノ副現象トシテ學問上殊ニ興味アリ且研究資料トシテ有益ナルモノナリトス |
天然記念物: | 臥龍のサクラ 船佐・山内逆断層帯 船小屋ゲンジボタル発生地 船津胎内樹型 船浦のニッパヤシ群落 船窪のオンツツジ群落 船通山のイチイ |
船津胎内樹型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/14 02:33 UTC 版)
船津胎内樹型(ふなつたいないじゅけい)は、山梨県南都留郡富士河口湖町にある溶岩樹形である。国の天然記念物に指定されている[1]。世界遺産の富士山-信仰の対象と芸術の源泉に含まれる。総延長20m。船津胎内は一般公開されており、胎内巡りをすることができる。胎内には富士山の祭神である木花開耶姫が祀られている[2]。
- ^ “船津胎内樹型 文化遺産オンライン”. bunka.nii.ac.jp. 2020年6月21日閲覧。
- ^ 2019. “船津胎内樹型 | 富士五湖ぐるっとつながるガイド(富士五湖観光連盟)”. 2020年6月22日閲覧。
- 1 船津胎内樹型とは
- 2 船津胎内樹型の概要
- 船津胎内樹型のページへのリンク