自動車資料コレクションの特徴
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「豊田市中央図書館」の記事における「自動車資料コレクションの特徴」の解説
自動車会社の社史、自動車工学の専門書や修理書、国内外の自動車の紹介本、モータースポーツ関連の専門書、自動車関連の趣味本など、幅広く自動車関連の図書や雑誌を収集している。これらの自動車資料の中には個人や団体から寄贈された資料も多く、非売品や古書なども多い。2015年度末時点で、自動車資料の図書と雑誌は約59,000冊、カタログは約11,000冊、雑誌は約200誌を所蔵している。 企業文献、社史、広報誌、整備書、新型車解説書、環境報告書、販売カタログなどの灰色文献も収集しているが、これらは主に自動車関係企業や業界団体などに寄贈を依頼している。2001年時点では寄贈資料が年間受入冊数の40%以上を占めていた。自動車工学の専門家をアドバイザーとして招き、自動車資料コーナーの運営方針について定期的に助言を受けている。また、資料の調達は自動車資料の知識を有する書店に依頼している。2000年(平成12年)には中央図書館の開館2周年を機に、書名・著者名・出版社名などからの検索に加えて「伝記」「産業」「モータースポーツ」などの独自分類からの検索を可能とした。 イギリスの雑誌では『オートカー』は1895年11月の創刊号から全巻を所蔵、『モーター(英語版)』も1902年2月の創刊号から1988年9月の休刊前最新号まで全巻を所蔵、日本の雑誌では現存最古の『モーターマガジン』を1955年8月の創刊号から全巻を所蔵、『カーグラフィック』を1962年4月の創刊号から全巻を所蔵するなど、自動車関係雑誌の収集には力を入れている。
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