脱法ハーブとは?

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合法ハーブ

読み方:ごうほうハーブ
別名:脱法ハーブ、合法アロマリキッド合法パウダー

いわゆる脱法ドラッグ一種で、幻覚作用などを持つ植物のや、麻薬に似た化学物質植物の付着させた物質通称

合法ハーブという呼称もっぱら販売者側が用いる呼び名である。違法にはならないという意味で「合法」の語が含まれてはいるが、これは適法である(法律是認する)ことを意味しない。中には指定薬物成分として含まれてることもある。
合法ハーブは法令による規制対象とされず、したがって所持していても処罰されることはないため、観賞ハーブなどの名目店頭販売され、吸引目的購入される、という取引流れ実態としてあった。法律による規制追いつかないまま、健康被害犯罪事故誘引となる事例が相次いでいた。

いわゆる合法ハーブは主に厚生労働省が「指定薬物」として定め規制している。

関連サイト
薬物乱用防止に関する情報 - 厚生労働省
2014年07月22更新

脱法ハーブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/08 06:52 UTC 版)

脱法ハーブ(だっぽうハーブ)とは、合法ハーブ(ごうほう-)とも呼ばれ[1][2][3]脱法ドラッグの一種で、合成カンナビノイドを含有する化合品である[4][5][1][6][7]。有名な製品は「スパイス[8]」で[4][1]英語圏では単に、合成大麻[9]、偽大麻[10][11]K2ケーツー[10]とも呼ばれる[4][5][6][12]。合成カンナビノイドは、大麻の薬理成分であるテトラヒドロカンナビノール (THC) の効果を模倣し、カンナビノイド受容体に対するアゴニストとして作用する[4][5]


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  1. ^ a b c d e f g h 厚生労働省 2011.
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  8. ^ : spice
  9. ^ : synthetic cannabis
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  11. ^ : fake pot
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  27. ^ ““脱法ハーブ”使用医師、職場に搬送される”. 日テレNEWS. (2012年6月19日). http://news24.jp/articles/2012/06/19/07207925.html 2012年6月21日閲覧。 
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  58. ^ “脱法ハーブ事件受け、巻紙の大量販売自粛-マイタウン大阪”. 朝日新聞. (2012年6月13日). http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001206130001 2012年6月16日閲覧。 


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