だっすい‐しゅくごう〔‐シユクガフ〕【脱水縮合】
脱水縮合
脱水縮合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/27 13:46 UTC 版)
脱水縮合とは、水分子が脱離する縮合反応のことである。脱水縮合は生体内反応(生化学の領域)では普遍的に見られる反応であるが、酸触媒存在下水分子が直接脱離する反応(例えばフィッシャーエステル合成反応)は、他の脱離基を利用する反応よりも反応性に乏しいため、低分子や工業的製法、高分子の縮合の場合に利用されるが、精密合成化学においてはあまり汎用されない。 N,N'-ジシクロヘキシルカルボジイミド (DCC) などによるペプチド縮合など、実際には水分子として脱離せず形式的に水が脱離基となっているものも、断らない限りは脱水縮合に含める。 代表的な付加脱離反応を次に示す。 エステル化反応 アミド化反応 アルドール縮合反応
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