美術用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 05:00 UTC 版)
美術の世界に於いて、鉛筆ほどの細さの枝を炭化したものを、デッサンや木炭画、油絵などの下書きに使用する。木炭粉末と粘土を混ぜたものを芯にしたチャコールペンシル(鉛筆型)もあり、これもまた、木炭デッサンなどに使用する。 ※チャコールペンシルは、略称として”チャコペン”と呼ばれることが多い。逆に”チャコール”と単体で呼ぶ場合は、「青みのかった黒」という色の名前になる。なお、裁縫道具にも同じ名前のものがあり、布に目印をつける際に利用されるが、色は白、青、赤が主流であり、黒いものはかなり珍しい。 花炭と呼ばれる花や木の実をそのまま炭化し、形を楽しむインテリアが500年以上前から日本に存在する。また、木炭に苔などを合わせたものが近年「炭アート」として販売されている。 漆器や金工などでは古くから研磨に使用されている。研炭には朴炭、駿河炭、蝋色炭などの種類がある。
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