繰延税金負債とは? わかりやすく解説

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繰延税金負債

繰延税金負債とは、税効果会計において、一時差異係る調整額を貸借対照表資産または負債計上しますが、その際、未払税金相当する当期利益に対応すべき税額将来支払うもの」をいいます
個別財務諸表において、貸借対照表計上する場合には、流動固定区分ごとに繰延税金資産ネット処理を行います。そのため、ネット後の残高貸方にある場合、「繰延税金負債」の項目で「流動負債」または「固定負債」に計上されることになります
一方連結財務諸表においては異な納税主体係る繰延税金資産、繰延税金負債をネットすることは認められていません。

繰延税金負債

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/10 20:27 UTC 版)

繰延税金負債(くりのべぜいきんふさい、英語:deferred tax liability)は、勘定科目の一つ。税効果会計を適用した際に認識される負債貸方項目)である。


  1. ^ 税務上は当期に益金算入されないが、将来時点で益金算入される、もしくは企業会計上将来時点で損金算入されるが、税務上は当期に損金算入が認められることによる一時差異。
  2. ^ 圧縮記帳の会計処理のうち、資産の取得原価から圧縮額を直接控除する直接減額方式の場合は、企業会計上の帳簿価額と税務上の帳簿価額が一致する。そのため、積立金方式とは異なり、将来加算一時差異は発生せず繰延税金負債も計上されない。


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