結ぶ、留める場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 03:11 UTC 版)
ロングヘアはその長さゆえに多様なバリエーションが楽しめる反面、スタイルを保つのが難しい。そのためリボンやヘアゴムなどを用いたポニーテール、ツインテールなどの結うスタイルが派生する(この2つについては各項目に詳しい)。古くは簪を用いたスタイル(現在でも和服にあわせて用いられることが多い)や、ヘアバンド(カチューシャ)、髪留め、ヘアピンといわれる装身具を用いて髪型を固定するスタイルもある。 「前髪部分だけを切り揃える、または短くし、横・後ろの髪を伸ばしているスタイル」の場合には特にカチューシャが似合い、よく用いられる。 また、ロングヘアの毛先だけをリボンなどで結ぶスタイルも存在する。このとき、髪全体を1つにまとめる場合と、毛先だけ2つに分離する場合とがある。名称はないようである。この場合、古風な雰囲気となる。 何もしない状態から上(後頭部)の髪だけをアップにしたハーフアップがある。これは長く下方に伸びる髪とポニーテールのスタイルが融合した、気品の感じられるスタイルとなる。 後ろ髪を普通に伸ばした状態で、両側面の髪を後ろに回して1つに結びたらし、上方の髪だけアップにしたスタイルもある(ハーフアップの状態で両側面の髪を後方で1つにまとめる)。これはお嬢様結び、ハーフポニーテールなどと呼称される場合があるが一般に定着した名称はないようである。さらに、お嬢様結びといった場合に、このスタイルのほかに、サイドから回して後ろでまとめる髪を三つ編みにするなどの発展系を指す場合もある。サイドから髪を後ろに回すスタイルは、オフィスでデスクワークをする場合などに長い髪が落ちてきてじゃまにならないように(例えばロングのウェーブヘアで髪を下ろしている場合、オフィスワークの場ではボリュームが出過ぎたり広がり過ぎることもある)使うこともある。 また、長い髪を束ねてサイドや後頭部で(団子状に)まとめたシニヨンのスタイルもある。
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