第5の哨戒 1942年9月 - 10月
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「スタージョン (潜水艦)」の記事における「第5の哨戒 1942年9月 - 10月」の解説
9月4日、スタージョンは5回目の哨戒でソロモン諸島中部海域に向かった。9月11日にブーゲンビル島西方、モノ島(英語版)およびショートランド諸島海域で哨戒を開始し、ラバウルとブカ島およびファイシ島(英語版)の間を行き交う敵船の探索を行った。9月14日には南緯06度48分 東経154度42分 / 南緯6.800度 東経154.700度 / -6.800; 154.700の地点で、峯風型駆逐艦と神風型駆逐艦と思しき艦艇に護衛され18ノットで航行する大型貨物船に対して4本の魚雷を発射したが全弾が外れた。2日後の9月16日夜には南緯05度28分 東経152度58分 / 南緯5.467度 東経152.967度 / -5.467; 152.967のファイシ島近海で2隻の大型タンカーに対して雷撃を行い、2本命中させた。10月1日朝、スタージョンは南緯05度51分 東経153度18分 / 南緯5.850度 東経153.300度 / -5.850; 153.300の地点で青葉型重巡洋艦と、護衛を伴って航行中の特設航空機運搬艦葛城丸(国際汽船、8,033トン)を続けさまに観測する。スタージョンは葛城丸に対して4本の魚雷を発射し、うち3本を命中させて撃沈した。護衛艦はしばらくの間爆雷攻撃を行い、その後生存者の救助に向かった。スタージョンはテテパレ島南方に移動し同海域での哨戒を継続した。10月25日、スタージョンは51日間の行動を終えてブリスベンに帰投した。
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