第10の哨戒 1944年8月 - 9月とは? わかりやすく解説

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第10の哨戒 1944年8月 - 9月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 12:18 UTC 版)

グロウラー (潜水艦)」の記事における「第10の哨戒 1944年8月 - 9月」の解説

ヒ72船団」も参照 8月11日グロウラー10回目哨戒でパンパニト (USS Pampanito, SS-383) 、シーライオン (USS Sealion, SS-315) とウルフパック "Ben's Busters"(ベン退治人たち) を構成し南シナ海向かった8月31日、パンパニトがミ15船団探知しクイーンフィッシュ (USS Queenfish, SS-393) 、バーブ (USS Barb, SS-220) 、タニー (USS Tunny, SS-282) のウルフパック "Ed's Eradicators"(エドインク消しとともに15船団接近していく。グロウラーシーライオン攻撃によって発せられたと思われる火柱を見、浮上攻撃決し目標捜し求める事となった。明け方グロウラー北緯2137東経12134分 / 北緯21.617度 東経121.567度 / 21.617; 121.567の地点でミ15船団発見し10,000トンタンカーと7,500トン輸送船に対して魚雷3本ずつ発射しタンカー3本輸送船に2本命中させて両目標とも撃沈した判断される。やがて駆逐艦接近して砲撃仕掛けてきたので、この目標に対して艦尾発射管より魚雷を4本発射し、1本が命中したのか目標黒煙発して沈没していった。この日の攻撃魚雷残り5本となったシーライオンは、補給のためウルフパック一時離脱しグロウラーはパンパニトとともにルソン海峡での哨戒続ける。9月11日シーライオンと再び一緒となり、8マイル間隔開いて新たな目標探し勤しんだ。 9月12日未明グロウラーレーダー29,700ヤード(約27キロ)の距離に目標探知し戦闘配置令される。この目標はこの船団シンガポールから門司向かっていたヒ72船団であり、前日航空機からの報告では「9月11日16時30現在の位置北緯1745分 東経11450分 / 北緯17.750度 東経114.833度 / 17.750; 114.833で、9ノット航行し針路20度」と報告されいたものであったグロウラー船団のほぼ正面位置し、1時55分、グロウラー北緯1815東経11420分 / 北緯18.250度 東経114.333度 / 18.250; 114.333の地点正面の「駆逐艦に対して魚雷3本発射し、うち1本が船団旗艦海防艦平戸命中平戸閃光発し水柱消えると同時にその姿を消したグロウラー次の目標に2隻の7,500トン輸送船選び魚雷を4本発射してそのうち1本目から3本目が命中した判断される護衛艦からの反撃備えて4インチ砲と40ミリ機関砲護衛艦方向に向けつつ17ノット走り回りその後シーライオンとパンパニトが船団攻撃するとなったため、グロウラー戦線一時離脱の後、戦闘配置一時解いて一息入れた明け方になって再び攻撃態勢移り潜航の後、目標対潜掃討中の駆逐艦敷波定める。6時55分、グロウラー敷波に対して魚雷を6本発射し、うち2本が立て続け命中して敷波は4分で沈没していった。魚雷残り1本だけになったグロウラー攻撃はここで終わって戦場離脱しシーライオンおよびパンパニトとの最後交信9月13日夜まで行い9月14日フリーマントル針路向けた9月26日グロウラー45日間行動終えてフリーマントル帰投した。

※この「第10の哨戒 1944年8月 - 9月」の解説は、「グロウラー (潜水艦)」の解説の一部です。
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