笠地蔵とは? わかりやすく解説

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かさ‐じぞう〔‐ヂザウ〕【×笠地蔵】

読み方:かさじぞう

昔話の一。年の暮れ心やさしい老爺(ろうや)がかぶった六地蔵に笠をかぶせてやると、夜中六地蔵が米や金をお礼持って来るという話。


かさじぞう 【笠地蔵】

日本の昔話一つ年越しの夜に雪中六地蔵に笠をかぶせてやった貧しい爺に、地蔵が米や金をもってきてやるという筋。昔は節季払い(盆と暮に勘定を払う)のため大晦日庶民苦しく幸運招来願望地蔵信仰とが結合したものであろう。(笠寺伝説はこの話を仮借か)→ 笠寺

笠地蔵

作者松本竜太郎

収載図書
出版社松本竜太郎
刊行年月2003.3


笠地蔵

作者水木しげる

収載図書小説ゲゲゲの鬼太郎
出版社講談社
刊行年月2008.10


笠地蔵

作者福永令三

収載図書クレヨン王国むかし話
出版社講談社
刊行年月2008.12


笠地蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/31 16:59 UTC 版)

笠地蔵(かさじぞう)は、日本伽話の一つ[1]で、とりわけよく知られる昔話[1]の一つ。致富(ちふたん)[2][3][4]の代表的なもので、親切を施した無欲な善行者に思いがけない運が謝礼としてもたらされる話である[3]。具体的には、貧しくとも心の清い老夫婦が、路傍の石地蔵(地蔵菩薩石像)に菅笠を被せてやり、その恩返しを受けるというもの[1]笠長者(かさちょうじゃ)ともいう[5]ほか、現代では かさこ地蔵(かさこじぞう)ともいう。


  1. ^ a b c 笠地蔵”. コトバンク. 2019年5月5日閲覧。
  2. ^ a b c d 笠地蔵”. ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』. コトバンク. 2019年5月5日閲覧。
  3. ^ a b c d 笠地蔵”. 小学館日本大百科全書:ニッポニカ』. コトバンク. 2019年5月5日閲覧。
  4. ^ 致富”. コトバンク. 2019年5月5日閲覧。
  5. ^ a b 笠地蔵”. 平凡社マイペディア. コトバンク. 2019年5月5日閲覧。
  6. ^ a b 笠地蔵”. 平凡社『世界大百科事典』第2版. コトバンク. 2019年5月5日閲覧。


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