仮借とは? わかりやすく解説

仮借

読み方:かしゃく
別表記:假借


物事大目に見たり、許すことなどを意味する語。

か‐しゃ【仮借】

読み方:かしゃ

漢字六書(りくしょ)の一。音はあるが当てるべき漢字のない語に対して同音既成漢字を意味に関係なく転用するもの。食物を盛る高い脚の付いた器の意の「豆」の字を、穀物の「まめ」の意に用いる類。


か‐しゃく【仮借】

読み方:かしゃく

[名](スル)

許すこと。見逃すこと。「—なく罰する」

精神の自由を牢(かた)く守って一歩も—しない処が」〈鴎外青年

借りること。

⇒かしゃ(仮借)


仮借

読み方:カシャkasha

漢字六書の一


仮借

読み方:カシャク(kashaku)

みのがすこと


仮借

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:41 UTC 版)

仮借(かしゃ、かしゃく、假借)とは、漢字の造字法および用字法を説明する六書(りくしょ)の一つ。その語を表す字がないため、既存の同音あるいは類似音をもつ字を借りて表記することをいう。当て字の一種だが、特に一字で表記し、定着して後まで伝わったものを指す。通仮と重なる。




「仮借」の続きの解説一覧

仮借

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 05:25 UTC 版)

古壮字」の記事における「仮借」の解説

仮借の例を示す。漢字音のみを見て当てはめたもの。 … 「有」を意味するmizは、同音漢字「眉」を用いて表す。

※この「仮借」の解説は、「古壮字」の解説の一部です。
「仮借」を含む「古壮字」の記事については、「古壮字」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「仮借」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

仮借

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 02:04 UTC 版)

名詞:見逃す

 かしゃく

  1. サ変)(打消しの語を伴うことが多い)罪や過誤などを見逃すこと。許すこと。

動詞

活用

サ行変格活用
仮借-する

名詞:六書の一つ

 (かしゃ・かしゃく[1]

  1. 漢字用字法のひとつで、ある漢字同音別の意味用いること。六書のひとつ。

関連語

脚注

  1. 通常の読みは「かしゃ」。多く国語辞典でも「かしゃ」を主見出しとしている。

「仮借」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「仮借」の関連用語

1
仮借し 活用形辞書
100% |||||

2
仮借しろ 活用形辞書
100% |||||

3
仮借せよ 活用形辞書
100% |||||

4
仮借できる 活用形辞書
100% |||||

5
仮借的な 活用形辞書
100% |||||

6
仮借的なる 活用形辞書
100% |||||

7
仮借的に 活用形辞書
100% |||||

8
仮借さす 活用形辞書
100% |||||

9
仮借させる 活用形辞書
100% |||||

10
仮借され 活用形辞書
100% |||||

仮借のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



仮借のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの仮借 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの古壮字 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの仮借 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS