竹(たけ)に雀(すずめ)
竹紋
竹に雀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/20 19:36 UTC 版)
竹や笹に雀を添えたものを「竹に雀」という。竹に雀の文様は鎌倉前期『大要抄』に「篠丸」同様、車文として登場する。六波羅探題が使用した紋であったが、平家一門の没落後に勧修寺経房が紋に採用した旨が『車文抄』にある。武家や公家の「竹に雀」は勧修寺笹を発祥とする種類であるが、鳥居氏の「鳥居笹」は名字「鳥居」を象った鳥居氏オリジナルの家紋である。柳生氏の定紋も「柳生笹」ともいい竹に雀の類いともされるが、『寛政重修諸家譜』には「地楡に雀」(われもこうにすずめ)と載る。図案は抱き地楡に対い雀を描く。 勧修寺笹をルーツとしない竹に雀の紋(鳥居笹) 柳生笹とも呼ばれる「地楡に雀」
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