競合方式とは? わかりやすく解説

競合方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 07:33 UTC 版)

H.264」の記事における「競合方式」の解説

MPEG-2の2倍以上の圧縮効率を持つとされる動画圧縮規格には、H.264の他にも米マイクロソフト社が開発したVC-1 (Windows Media Video 9) がある。H.264VC-1同一ビットレート同等画質性能であるという意見がある。 VC-1 2003年マイクロソフト社は"WMV9"の基本アルゴリズムインタレース映像への対応を加えた仕様を"VC-9"と命名して、米国映画テレビ技術者協会 (SMPTE) に提出した、これは後に名称が"VC-1"に改められた。VC-1H.264と共にHD DVDBlu-ray Discでの動画圧縮規格として採用された。"H.264"は非常に多数複雑な符号化ツール構成されており、VC-1比べてエンコーダデコーダ処理負荷が増す傾向があるが、H.264ITU-TおよびISO/IECといった国際標準化団体規格であるため、世界中多く企業支持表明し製品採用されている。また、デジタルTVパソコン等に用いられる画像処理半導体処理能力向上に伴って負荷重さ以前ほど問題にならなくなってきている。

※この「競合方式」の解説は、「H.264」の解説の一部です。
「競合方式」を含む「H.264」の記事については、「H.264」の概要を参照ください。

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