空車状態
クルマに人が乗車しておらず、荷物なども積まれていない状態で、ドライバーが乗車すればすぐに運行できるクルマの状態をいう。つまり、エンジンや駆動系装置などに冷却水、オイルなどが満たされ`燃料は満タン、また、クルマの目的とする用途に必要な固定的な設備などを設けるなど、運行に必要な装備がなされた状態である。ただし、スペアタイヤ、工具およびジャッキは含まれない。用途に必要な設備とは、例えば、冷蔵冷凍車の冷凍装置、無線車の送受信装置、消防車の吸・放水管などをいう。空車状態のクルマの重量(質量)を空車重量(空車質量)と一般に呼ぶが、道路運送車両法では車両重量(車両質量)という。
参照 空車質量、空車重量空車状態と同じ種類の言葉
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