石塚 龍麿とは? わかりやすく解説

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いしづか‐たつまろ【石塚竜麿】


石塚龍麿

読み方いしづか たつまろ

江戸後期国学者遠江国生。司馬右衛門次男。初名矩慶、通称右衛門、号は屋。初め内山真竜、のち本居宣長の門に学ぶ。声音の学に精通し上代特殊仮名遣法則明らかにした。『古言清濁考』『仮名遣奥山道』は国語史上特に有名。他に『鈴屋大人都日記』『詞玉衣』等がある。文政6年(1823)歿、60才。

石塚龍麿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 13:38 UTC 版)

石塚 龍麿(いしづか たつまろ、明和元年(1764年) - 文政6年6月13日1823年7月20日))は、江戸時代後期の国学者。本名は矩慶。通称は安右衛門。歌号は於富耶麻登。家号は槇屋。


注釈

  1. ^ 天明6年(1786年)に真龍に師事するが、寛政6年(1789年)に真龍の勧めで宣長に入門した[2]
  2. ^ 『仮字用格奥能山路』は、「仮名遣奥山路」「仮字遣奥山路」とも表記される。たとえば、正宗敦夫の編纂・校訂した書籍(石塚竜麿著、正宗敦夫編纂・校訂『仮字遣奥山路』上巻、日本古典全集刊行会、1929年)では「仮字遣奥山路」と表記しているが、竹部歩美の翻刻した論文竹部歩美 2013)では「仮名遣奥山路」と表記している。

出典

  1. ^ 三省堂編修所 (2009), p. 102.
  2. ^ 安田尚道 (2023), p. 275(初出:安田尚道 2016
  3. ^ 安田尚道 (2023), p. 276(初出:安田尚道 2016
  4. ^ a b 安田尚道 (2023), p. 278(初出:安田尚道 2016
  5. ^ 安田尚道 (2023), pp. 275–276(初出:安田尚道 2016
  6. ^ 肥爪周二 (2016), p. 120.
  7. ^ a b c d e 菅野雅雄 (2014), p. 12.
  8. ^ a b 石塚竜麿著、正宗敦夫編纂・校訂『仮字遣奥山路』上巻、日本古典全集刊行会、1929年
  9. ^ a b 石塚竜麿著、正宗敦夫編纂・校訂『仮字遣奥山路』下巻、日本古典全集刊行会、1929年
  10. ^ 竹部歩美 (2013).
  11. ^ 竹部歩美 (2014a).
  12. ^ 竹部歩美 (2014b).
  13. ^ 竹部歩美 (2014c).


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石塚 龍麿

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「石塚龍麿」の記事における「石塚 龍麿」の解説

文政6年6月13日1823年7月20日))は、日本国学者

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