睡る花
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/02 15:34 UTC 版)
『ハロウィン』1989年増刊、『ミステイーハロウィン』に掲載。ミステリー風味のホラー作品。 3年2組の佐々木雪子(ささきゆきこ)が行方不明になって、4日がたとうとしていた。 直江数樹(なおえ かずき)の幼なじみの圭子(けいこ)は、数樹が中学2年の時に転校して以来、3年ぶりに再会したが、そのプレイボーイぶりは健在で、圭子を含めて10人の恋人がいるという。その中の一人、岡村怜子(おかむら れいこ)と体育準備室で情事をしていた事実を化学教師の東堂に覗き見され、同性愛者でもある東堂に数樹は呼び出され、無理矢理犯されてしまう。ショックのあまり3日間寝込んでいた数樹を心配して圭子は見舞いに来るが、そこで怜子と鉢合わせになってしまう。その直後、怜子はマンションの屋上から飛び降り自殺をしてしまう。自分がその場にいたから、怜子は数樹と相談ができず、飛び降りたと思い込んだ圭子は、怜子の死に責任を感じ、隣の部屋である数樹の部屋へ押しかけるが、数樹はそんな圭子を慰め、なぜ自分が一人暮らしをしているのか、自分の両親のことについて語る。翌日、数樹が怜子をはめたと思われる東堂を詰問しようとした時、ある現象が起きる。
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