直流給電とは? わかりやすく解説

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ちょくりゅう‐きゅうでん〔チヨクリウキフデン〕【直流給電】

読み方:ちょくりゅうきゅうでん

電気機器への電力供給直流で行うこと。DC給電

[補説] 電力会社からは交流電流供給されるが、電気機器多く直流電流動作しており、内部変換が必要となる。直流給電は、この変換による損失減らし電力効率高めることを目的とする。大量サーバー要するデータセンターなどで採用されるほか、直流家電普及進められている。


直流給電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 16:11 UTC 版)

直流給電(ちょくりゅうきゅうでん)とは、電気製品への電源電力の供給を直流によって行なうことである。屋内配線の直流化を意味しており、電力会社送電網電柱によって配電される系統電力を直流化することとは異なる。


注釈

  1. ^ 2007年2月に、データセンターで使用されるIT機器の省エネルギーを推進するために米国では「The Green Grid」という業界団体が作られ、AMD、APC、デルHP(現 : ヒューレット・パッカード・エンタープライズ)、IBMインテルマイクロソフトサン・マイクロシステムズ、富士通、CTCNTTコムウェアNTTデータNEC日立製作所富士通エフ・アイ・ピーなど100以上が参加している。

出典

  1. ^ a b The Green Grid、ホワイトペーパー 「データセンターの配電構成に関する定量的効率分析」 (PDF) 2頁(概要)、27頁(まとめ)
  2. ^ a b c d e f g h 狩集浩志、山下克己著 『直流給電 省エネの切り札に』 日経エレクトロニクス2008年12月29日号 35 - 55頁


「直流給電」の続きの解説一覧

直流給電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 16:42 UTC 版)

データセンター」の記事における「直流給電」の解説

現在、商用電源無停電電源装置 (UPS)→サーバなどの機器の間で行われている交流 (AC)→直流 (DC)→ACDC といった電力変換避けるため、データセンター内の受電設備において一括して直流変換しセンター内配電サーバーなど機器動作適した直流で行うことを「直流給電」という。 交流直流変換によって電力ロス発生し、約20 %電力が熱として失われることから、この変換回数極力少なくすることによって電力使用効率高めるものである。 現在直流給電で使われる電圧には、24 V48 V・300 V といった電圧違いがあり、電力効率適用可能な負荷大きさ安全性などにおいて違いがある。

※この「直流給電」の解説は、「データセンター」の解説の一部です。
「直流給電」を含む「データセンター」の記事については、「データセンター」の概要を参照ください。

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