いじょう‐ち〔イジヤウ‐〕【異常値】
読み方:いじょうち
⇒外れ値
異常値 outlier
異常値
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/05 00:44 UTC 版)
「アラニンアミノ基転移酵素」の記事における「異常値」の解説
正常ではALTの方が高めの数値を示していることが多い。肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝腫瘍などの肝疾患ではAST、ALTの上昇が特徴的であり、100以上、ときに500以上を示す。なかでも、アルコール性肝炎や肝硬変、肝腫瘍ではASTの上昇が目立ち、ウイルス性肝炎や脂肪肝ではALTの上昇が目立つとされている。しかし、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD/NASH)では、有意な上昇を経ずに肝臓ガンを発症していることもある
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異常値
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/05 00:45 UTC 版)
「アスパラギン酸アミノ基転移酵素」の記事における「異常値」の解説
肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝腫瘍、などの肝疾患ではAST、ALTの上昇が特徴的であり、100以上、ときに500以上を示す。なかでも、アルコール性肝炎や肝硬変、肝腫瘍ではASTの上昇が目立ち、ウイルス性肝炎や脂肪肝ではALTの上昇が目立つとされている。膠原病の1種である多発性筋炎(PM)、皮膚筋炎(DM)でもAST(GOT)の上昇を認める。しかし、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD/NASH)では、有意な上昇を経ずに肝臓ガンを発症していることもある。 このほか、AST上昇時には心筋梗塞、溶血性貧血などが鑑別疾患にあがる。採血時の溶血の可能性も考慮する必要がある。
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異常値
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 18:26 UTC 版)
「アルカリホスファターゼ」の記事における「異常値」の解説
ALP異常値の場合、多くは肝障害が疑われる。特にASTやALTの上昇があまり見られないにもかかわらずALP値が上昇している場合には胆汁の鬱滞の可能性が高く、黄疸などを発症する場合が多い。また、肝臓や骨に癌がある場合もALPは上昇する。ALPが高値を示した場合、電気泳動などの方法でアイソザイムを特定することにより由来臓器を推定し、診断に役立てることも可能である。異常低値の場合は亜鉛の欠乏も鑑別に上がる。
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