番組への反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 04:31 UTC 版)
第8話では、お互いの思いを知った2人が街路樹の下で別れを告げ、それぞれ道を歩き始める…というまるで最終回のようなシーンがあった。データニュース社のテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象3000人)によると、初回から第8話までの平均満足度は3.83(5段階評価)で、高満足度の基準3.7を超える高数値を記録。視聴者はそれまでの展開を「最終回でもいいくらい、きれいな終わり方だった」などと評価する声が多かった。しかし第9話から突如仰天の展開になり、視聴者は「急展開すぎる」「どこに結末が向かうのだろうか」「えー!!そういう展開って唖然」など、意外すぎるストーリーに大きく動揺し、満足度は番組最低の3.59まで落ちてしまった。最終回では「最後はヒロと超治がハッピーエンドになり、よかった」「脚本が遊川さんなので不幸な終わり方にならないか心配だったが、一応ハッピーエンドでよかった」などと、落ち着くところに落ち着いたことから、満足度は最低だった前回から盛り返し、3.64で終わった。しかし、ドラマの伏線としてゲイやレズビアンといったデリケートな要素が絡んだ展開だったことから「肉体的に結ばれなくても男女で一緒にいるのが正しいって言いたいの?」「LGBTを軽視してるように感じる 」といった批判がネット上で相次いだ。一方で「(保の)失恋は気の毒だけどゲイと付き合ったことは可哀想じゃないしそれでゲイになってもバイになっても特に可哀想じゃない」「最終回の終わり方で議論をもたらすのが作者の狙いだったと思う」などのように、それぞれのキャラクターの選択の結果であり、そうして“視聴者に考えさせること”がドラマの目的だったのではという意見もあり、賛否両論となった。
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