生物指標
水のきれいなところと汚れているところとでは,その程度に応じてそれぞれ異なった生物がすんでいます。このことを利用して,そこにすむ生物の種類から逆に水質を知ろうとするので生物指標といいます。物理化学的手法による水質分析がその水質を一時的に示すことに対して,生物指標は平均的な水質を知ることができ,誰にでもわかりやすくなじみやすいものです。→水生生物による水質調査生物指標 (せいぶつしひょう)
→指標生物
生物指標
指標生物
(生物指標 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 20:05 UTC 版)
指標生物(しひょうせいぶつ、indicator species、index species)とは、様々な環境条件を調べる際に、そこに生息する生物のうち、ある条件に敏感な生物を用いて調べる場合の、その生物を指していう言葉である。この方法の事を生物指標と言う。特に、河川の汚濁を調べる際の水生昆虫を中心とする淡水動物の例が有名である。
- ^ 青木淳一, 「土壌動物を用いた環境診断」, 沼田眞編「開発地域等における環境予測と評価に係る基礎調査」, 千葉県環境部環境調整課, 1995
- 1 指標生物とは
- 2 指標生物の概要
- 3 指標生物の例
- 4 微生物を利用する場合
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