狸憑き
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狸憑き(たぬきつき、狸憑)とは、狸の霊が人に憑依すること。古来日本のシャーマニズムにおいて、存在するとされてきた心霊現象の一種である。 四国や佐渡島のほか、青森県や岩手県[1]や岡山県に多く伝わるが、全国各地で伝承がある。ムジナ、豆狸、トマッコ等とも呼ばれる。
注釈
出典
- ^ a b c d 多田克己『幻想世界の住人たち』 IV、新紀元社〈Truth in fantasy〉、1990年、292-293頁。ISBN 978-4-915146-44-2。
- ^ a b c d 水木しげる『妖鬼化 4 中国・四国編』Softgarage、2004年、103頁。ISBN 978-4-86133-016-2。
- ^ “怪異・妖怪伝承データベース”. 2023年4月1日閲覧。
- ^ a b 村上健司編著『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、212-213頁。ISBN 978-4-620-31428-0。
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- ^ a b c d “成身”. コトバンク. 2019年4月14日閲覧。
- ^ 氏家幹人『江戸の怪奇譚 -人はこんなにも恐ろしい』講談社、2005年、163-167頁。ISBN 978-4-06-269260-1。
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- ^ “鎮護堂”. 公式ウェブサイト. 浅草寺. 2019年4月14日閲覧。
- ^ “鎮護堂”. Taito文化探訪(公式ウェブサイト). Taito-culture.jp. 2019年4月14日閲覧。
- ^ 「息子に狸がついた 一家で殴り殺す 熊本」 『毎日新聞』 1979年5月7日付夕刊。
- ^ a b 礫川全次『戦後ニッポン犯罪史』批評社、1995年、231-235頁。ISBN 978-4-8265-0303-7。
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