物語の結末
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 06:11 UTC 版)
「アルフォンス・エルリック」の記事における「物語の結末」の解説
お父様との最終決戦の際、お父様の猛攻からメイを庇って鎧が大破、鎧のヒビが血印に至り行動不能に陥る。自身の活動限界を悟り、身動きが取れなくなっていたエドを救うため、かつて自身の魂の代価となったエドの生身の右腕を、逆の手順で取り戻すことを決断。メイの遠隔錬成のアシストを受けて錬成を実行した。 これにより魂は真理の扉の前に飛ばされ、待っていた生身の肉体と一体化する。程なくして、お父様との戦いを終えて迎えに来たエドと共に、自身の扉を通って現実世界に帰還を果たした。戻ったばかりのころは筋肉が衰えていたため、歩行にも杖が要るなど苦労していたが、短期間のリハビリを終えて兄弟揃ってリゼンブールのロックベル家に帰った。 最終決戦から約2年後、すっかり健康体になったアルは、メイのもとで錬丹術を、そしてその他あらゆる学問を身につけるべく、護衛を買って出たザンパノとジェルソを伴い東に旅立つ。また最終回の無数の写真の中には、エド一家や成長したメイと一緒に写っている。 なお、抜け殻となった鎧は兄弟の帰郷からしばらくしてロックベル家に郵送されるが、「他の役に立ってほしい」というアル自身の意向で解体され、機械鎧の材料として再利用された。ただし、頭部のみはデンに持ち去られ、小鳥の巣箱代わりに使われている。
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