照準線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/27 13:50 UTC 版)
中央上部の山マーク(^)は、主照準点である。主照準点の下側に並んだ3個の山マークはBDCで調整可能な射距離である1,000mを超える目標に対して射撃する際に使用する補助照準点である。主照準点の照準距離が1,000mのとき、3つの補助照準点は上から順に1,100m・1,200m・1,300mを表している。 水平方向に並んだ左右10個の目盛は偏流や移動目標に対する照準の補正、あるいは照準としても使用する。また、目盛の間隔は1ミルであり、これを利用して簡易距離計としても利用可能である。例として、ある物体の幅が5mであるとき、その物体が10目盛の幅に見える場合の距離は500mであると分かる。 左側は簡易距離計(en:Stadiametric rangefindingも参照)であり、1.7m高の物体もしくは人間との距離を200-1,000mの範囲内で求めることができる。使用法は目標の下端を直線、目標の上端を曲線に合わせることで曲線に刻まれている目盛から目標との距離を素早く読み取ることができる。 PSO-1の照準線のレイアウトは他のワルシャワ条約機構加盟国で製造された照準器においても見ることができる。 {-}
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