焦点距離を割ることの意味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 20:02 UTC 版)
焦点距離/開口径である「F値」が決まると実像の明るさが決定する。 これに露出時間を乗じれば「光量」となる。 実像の大きさが焦点距離に比例する。 カメラのライトヴァリューLV値の定義としては「減光量」で考えて、F^2=1、1/T=1として、相対比値を2底の対数で表している。 レンズが結ぶ像の面積は焦点距離の2乗に比例して拡大する。一方、レンズに入射する光の量はレンズの有効面積に比例する。レンズの有効面積は有効直径の2乗に比例する。したがって、像の面積あたりの光量(照度)は焦点距離の2乗に反比例し有効径の2乗に比例する。すなわち、(有効径/焦点距離)の2乗≡1/F数の2乗に比例する。
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