エビイモ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 21:51 UTC 版)
エビイモ(海老芋)は、サトイモ属ヤマサトイモの変種トウノイモ(唐芋、学名: Colocasia antiquorum var. toonoimo)の品種のひとつ。土寄せ等の独特の栽培を施したもので形状は湾曲している[1][2]。湾曲して表面には横縞がありエビのように見えることが名前の由来とされている[3]。おもに近畿地方で食べられている京都の伝統野菜で、京芋(きょういも)[注 1]とも呼ばれる[4]。収穫時期は10月上旬~11月中旬(出荷時期は11月上旬~12月中旬)[3]で、京都府を中心に主として近畿地方で消費されている。
注釈
- ^ 「京芋」の名で呼ばれるサトイモの仲間には、他に「筍芋(たけのこいも)」もある。海老芋よりも大ぶりで直線的な形をしており、主に宮崎県で生産されている。
出典
- ^ “野菜ブック 地域伝統野菜”. 農畜産業振興機構. 2017年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月21日閲覧。
- ^ a b c “えびいも”. 京都市. 2013年4月21日閲覧。
- ^ a b c d “えびいも(京のブランド産品)”. 近畿農政局. 2013年4月21日閲覧。
- ^ a b c d e f 金子美登『有機・無農薬でできる野菜づくり大事典』成美堂出版、2012年4月1日、189頁。ISBN 978-4-415-30998-9。
- ^ 播磨のふるさと野菜
- ^ 辻本一好 (2017年11月21日). “伝統の海老芋守りたい 姫路の若手農家が再興へ”. ひょうご経済プラス. 神戸新聞社. 2018年3月7日閲覧。
「海老芋」の例文・使い方・用例・文例
- 海老芋という植物
海老芋と同じ種類の言葉
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