いもぼうとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > いもぼうの意味・解説 

いも‐ぼう【芋棒】

読み方:いもぼう

エビイモ棒鱈(ぼうだら)を煮合わせたもの。京都名物料理


芋棒

(いもぼう から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 10:07 UTC 版)

芋棒

芋棒いもぼう)とは、京料理のひとつ。京都伝統料理。「えびいもと棒だらの炊いたん」とも言う。

概要

京都の伝統野菜である海老芋と、北海道産の棒鱈を一緒に炊き上げてつくる郷土料理である[1]。海老芋は里芋の一種で、江戸時代中期に九州で作られていた唐芋(とうのいも)を京都に持ち込んだのが始まり。上等品のため、倹約を旨とする商家などでは正月など特別な機会のみに使った。また、棒鱈は真鱈を干したもので、宮中への献上品であった。芋棒は旬の食材を組み合わせ、双方の良いところを引き立たせ合う「であいもん」の代表的な料理である[1]

作り方

ぶつ切りにした棒ダラをだし汁、もしくは米のとぎ汁で柔らかく戻し、食べやすい大きさにカットした海老芋を一緒に入れて煮込む[1]。海老芋が柔らかくなったら、具材を取り出し、煮汁をさらに煮詰めて海老芋と棒ダラにかける[1]。最後に、香りづけとして千切りにした柚子を散らして食べる[1]

脚注



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「いもぼう」の関連用語

いもぼうのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



いもぼうのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの芋棒 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS