汲古書屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 08:45 UTC 版)
汲古書屋(きゅうこしょおく)は明朝の蔵書家毛晋の蔵書楼「汲古閣」から命名された書庫。多数の宋朝や元朝時代の善本を含めて古来の蔵書が数千冊揃っていた。林家の子弟らがそれらの読書のために使われていた。入口には東屋がある。三開間と呼ばれる3つに区画分けされた格子戸を構えて通気性と書庫への出入りの利便性を確保している。格子窓はシンプルな大型が採り入れられている。前庭にはいくつか植木鉢が置かれ珍種の花卉が供えられていた。
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