汲み出しとは? わかりやすく解説

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くみ‐だし【×汲み出し】

読み方:くみだし

などをくんで外へ出すこと。

汲み出し茶碗」の略。


汲み出し

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しゃく(汲み出し) (くみだし)

しゃく しもごえの汲み出しや、田畑灌水使用する腐食を防ぐため竹製のたがが使用されている。明治時代からプラスチックなどの樹脂製品販売されるまで使用された。使う人の身長合わせて、柄の長さ決めている。地方名、汲み出しという。自然木の柄の長さ124cm、杓子の径22.5cm、重さ1.4kgである。

汲み出し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 19:01 UTC 版)

油井」の記事における「汲み出し」の解説

一次回収 油層圧力が高い状態では原油は自ら噴出する自噴する)が、油層圧力が低い状態では自噴せずポンプによって原油汲み上げる。これらの方法一次回収Primary recovery)という。 天然ガス油層の上部に溜まっている場合は、原油汲み上げによってこのガスキャップ膨張し原油押し出すので、一次回収によって回収できる原油総量概算40%になる。ガスキャップない場合は、原油中に溶け込んだ天然ガスが泡となって膨張するだけであり、一次回収によって回収できる原油総量概算20%になる。 二次回収 一次回収回収できるのは油層含まれる原油一部でしかなく、一次回収では生産ができなくなった油井では、原油分離して後の天然ガス油層注入し残った原油加圧して回収する。これを二次回収Secondary recovery)という。 注入する方法は「水攻法」(Water flooding)、ガス注入する方法は「ガス圧入法」(Gas injection)と呼ばれ総称して回復法(Improved Oil Recovery)と呼ぶこともある。21世紀初頭現在では、それによって総合的に回収量が増える見込まれる場合には、一次回収最初からガス注入するようになっている水攻法の「水押し効果」で回収できる原油は、内部が既に自然に接している場合で、一次回収分を含めて総量概算60%になる。ガス圧入法水押しほど有効ではないが、圧入する天然ガス原油回収伴って産出されるガスであり、従来ガスフレアによって焼却処分されていた程である。 21世紀初頭現在では天然ガスLPGとして有効に利用されるため焼却処分はあまり行なわれないが、いずれにしても油井現場ふんだんにあって原油を十分汲み出した後でも再び取り出せるため、ガス圧入法として利用される事が多い。 三次回収 二次回収でも残った原油回収するために三次回収Enhanced Oil Recovery,EOR)または強制回収法呼ばれる技術の開発実用化進んでいる。これは水蒸気炭酸ガス界面活性剤洗剤)などを注入して原油流動性改善する方法である。 水蒸気圧入する方法は「水蒸気攻法」(Steam floods)と呼ばれ水蒸気によって沈積し粘度の高い石油温めてパラフィンアスファルト温め溶かして、凝結したと共に流動化させる方法である。水蒸気回収井とは別の井戸から圧入する場合と、「ハフ・アンド・パフ法」(Huff and puff)と呼ばれる水蒸気注入石油回収1つ回収井戸交互に行なう方法がある。 二酸化炭素圧入する方法は「炭素ガス攻法」(Carbon dioxiside floods)と呼ばれ気体又はに溶かした二酸化炭素圧入する方法である。二酸化炭素にも溶けるが、石油にはさらによく溶けるために、二酸化炭素圧入すれば石油溶け込み石油膨張するために回収が容易となる。回収した石油から二酸化炭素分離させて再び圧入使用する界面活性剤洗剤)を圧入する方法は「洗剤攻法」(Detargent floods)と呼ばれ少量洗剤を溶かして圧入する。洗剤が油を細かな粒に包み込むため岩石や砂との接着はずれて流動性が増す。浅い油層に対して効果高く、深い層では高温のために洗剤分解されしまうた使用されない。 「ミシブル攻法」(Miscible floods)と呼ばれる方法使えば回収率100%近くになる。これはブタンプロパンといった液化ガス注入する事で油層から原油洗い流す方法である。ただブタンプロパンといったガス比較高価であるため、油層漏れがなく含まれていない場合限り原油回収後にこれらのガス回収できる見込みがあれば実施される空気吹き込んで火を付ける火攻法」(Fire floods)と呼ばれる方法もある(空気の量を調整するので、油層内の石油全て燃えたりすることはない)。熱を加えて石油流動性高め方法である。

※この「汲み出し」の解説は、「油井」の解説の一部です。
「汲み出し」を含む「油井」の記事については、「油井」の概要を参照ください。

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