重水素
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重水素(じゅうすいそ、英: heavy hydrogen)またはデューテリウム (英: deuterium) とは、水素の安定同位体のうち、原子核が陽子1つと中性子1つとで構成されるものをいう。重水素は 2H と表記するが、 D(deuteriumの頭文字)と表記することもある。例えば重水の分子式を D2O と表記することがある。
注釈
出典
- ^ 原子核工学(1955) pp.70-71
- ^ 狐崎晶雄、核融合炉開発の展望 『ターボ機械』 Vol.18 (1990) No.1 P.16-23, doi:10.11458/tsj1973.18.16
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- ^ “特許公開2007-119489「重水素化シクロスポリンアナログおよび免疫調節剤としてのそれらの使用」”. j-tokkyo. 2017年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月28日閲覧。
- ^ “特許公開2008-222724「重水素化シクロスポリンアナログおよび免疫調節剤としてのそれらの使用」”. j-tokkyo. 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月28日閲覧。
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- ^ 特許公開2005-343904(拒絶査定)
- ^ 重水素化医薬品の衝撃、佐藤健太郎、薬読、2017年9月7日
- ^ 「重水素ガスの商業生産開始」『日経産業新聞』2018年7月4日(先端技術面)2018年7月15日閲覧。
水素2(重水素)
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詳細は「重水素」を参照 2Hは水素のもう1つの安定同位体であり、重水素(デューテリウム、deuterium)という名前で知られている。重水素の原子核は1つの陽子と1つの中性子からなる。地球上での重水素の存在比は0.0026 – 0.0184%(モル分率または原子分率)である。小さいほうの数字は水素ガスをサンプルとした場合であり、大きいほうの数字は海水の数字である。重水素は放射性ではない。また猛毒ではないものの、水として多量に摂取すると代謝に不具合を生じる。分子中に重水素を多量に含む水は重水と呼ばれる。重水素とその化合物は非放射性の同位体標識として化学実験に使われるほか、1H-NMR分析の溶媒にも用いられる。重水は中性子の減速材や原子炉の冷却水として用いられる。重水素は商業用核融合の燃料としても期待されている。
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