欠番後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 08:10 UTC 版)
『怪奇大作戦』の次回予告フィルムは大部分の話数のものが紛失しているが、本話の予告フィルムは現存し、VHS『怪奇大作戦 実相寺昭雄監督作品集』、LD『怪奇大作戦 妖奇幻想スペシャル』、LD-BOX『怪奇大作戦パーフェクトコレクション』に映像特典として収録されている。 1990年に勁文社から発売された、歴代の特撮番組の怪獣・怪人を収録した書籍『全怪獣怪人』の上巻には本話が写真付きで紹介されており、2002年に勁文社が倒産した後の翌2003年に英知出版から発売(販売はインフォレスト)された増補改訂版である『全怪獣怪人大事典』にも項目が残っている。 メディアファクトリー刊『空想法律読本2』でも法律考証の題材として『狂鬼人間』が取り上げられている。書中では、「劇中の容疑者らは犯行時に一時的な心神喪失状態となっていた」と仮定した上で、「『心神喪失状態となって犯行を行う』という目的の元、自ら脳波変調器を使用している」ことを重視し、「故意に心神喪失者になることは『原因において自由な行為』に当たり、刑法第39条は適用されず、有罪となる」と結論づけている。また、冴子に関しても事件の共同正犯にあたると指摘している。 2006年1月から7月にかけて東京MXテレビの「円谷劇場」枠で『怪奇大作戦』が再放送された。この際、5月中旬に発売された一部のテレビ情報誌において、6月27日の放送予定欄に『狂鬼人間』のサブタイトルが記された上、5月29日に更新された東京MXテレビ公式ウェブサイト内の『怪奇大作戦』6月放送予定を掲載した「今月の放送あらすじ」のページにも『狂鬼人間』のあらすじや画像が掲載された。しかし、翌日にはそれらの記述が削除され、6月27日当日には他番組が放送された。
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