松之助とマキノ雅弘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:12 UTC 版)
マキノ雅弘はほとんどに子役で共演していて、「マサぼん、マサぼん、と云って可愛がってくれた」という。松之助は雅弘が小学校3年生の時に、雅弘を連れて北野の武徳殿という剣道場に通い、六級の下から二人で剣道の指南を受け、松之助は二段、雅弘は初段まで取っている。 雅弘のセリフ覚えが悪い時は、父親の省三が「イロハニホヘトでやれ」と指示を出し、雅弘が「イロハニホヘト…」と言うと松之助がパッと動いて、すかさず「チリヌルヲワカ」と返し、「ヨタレソツネナラム」と答えると「ウイノオクヤマケフ…とかぶせるといった具合に、松之助が繋いでくれた。カメラが回ってしまうと、松之助は非常にうまくリードしてくれたという。 日活二部体制の時は、松之助が第一部の主役を張ったが、雅弘を第二部の子役にとられてしまい、自分の息子を第一部の子役に起用している。
※この「松之助とマキノ雅弘」の解説は、「尾上松之助」の解説の一部です。
「松之助とマキノ雅弘」を含む「尾上松之助」の記事については、「尾上松之助」の概要を参照ください。
- 松之助とマキノ雅弘のページへのリンク