東京ラブストーリーとは? わかりやすく解説

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東京ラブストーリー

作者景山誓子

収載図書BLUES越境者たちの涙
出版社文芸社
刊行年月2007.6


東京ラブストーリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 15:10 UTC 版)

東京ラブストーリー』(とうきょうラブストーリー)は、柴門ふみによる日本漫画作品。1988年から小学館ビッグコミックスピリッツ』で連載、ビッグスピリッツコミックスより刊行された。本編は全4巻刊行されている。サラリーマンの永尾完治(カンチ)と同僚の赤名リカの関係を中心に、東京に生きる若者たちの姿を描く[1]キャッチコピーは、「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる[2]。略称として『東ラブ』と呼称されることもある[3]。2016年10月時点で累計発行部数は250万部を突破している[4]


注釈

  1. ^ ティファニーで朝食を』の主人公であるホリー・ゴライトリーがモデルとのこと[9]
  2. ^ 転勤願いは、完治の入社以前に出していたもので、リカ自身も完治が入社後はそれを出していた事自体忘れていた。
  3. ^ 坂元の提案後スタッフ陣で1か月間話し合い、プロデューサーの大多が最終的に判断した[2]
  4. ^ 1988年に放送されたフジテレビのトレンディドラマの代表作の1つ。主演のW浅野(浅野温子浅野ゆう子)が人気となり、作中の彼女たちの生活スタイルは当時の若い女性の憧れとなった。Wikipediaの当該記事によるとこの作品のヒットにより、以後数々のトレンディドラマが作られたとされる。
  5. ^ 後述の2020年版では、平成不況後の等身大の若者風俗となっている。作家・評論家の佐藤優は、人工透析中に両者を見比べて、日本の貧困化を実感したという[12][13]
  6. ^ 木造の柱には「永尾完治・赤名リカ」の名が実際に彫られ、放送後に名前の上から透明のカバーで保護された。
  7. ^ 当時男女雇用機会均等法ができてから5年ほど経っていたが、一般社会では女性はまだまだ自分の意思をはっきりと表明しにくい時代だった[2]
  8. ^ 詳しくは、完治の方からリカに街で会う約束をするが、部屋を出る直前に訪れたさとみに引き留められ、結局約束をすっぽかしてリカを傷つけるというシーン。
  9. ^ 具体的には、当時おでんは馴染みのある食べ物だったが、まだコンビニに置かれていない頃だった。永山はビーフシチューにしようか迷ったが、リカには都会的で“洋”のイメージを持ち、さとみに“和”のイメージを持っていたことからおでんに決めた[2]
  10. ^ オープニングでは乗っているシーンが登場するが、特別編ではスポンサーの関係で劇中のシーンに差し替えられた。
  11. ^ 1993年9月27日に、空港ターミナルビル「ビックバード」供用開始により、建物は取り壊されている。
  12. ^ 当時建設途中のレインボーブリッジ橋脚部分が見える。
  13. ^ 現在は取り壊されて跡地にはマンションが建設されている。
  14. ^ http://www.amlux.jp/index.html
  15. ^ 海側のホームは高浜方面行きの乗り場であり、梅津寺駅の隣の駅である高浜駅が終点である。
  16. ^ 放送終了後25年以上経過した現在もホームの柵へはハンカチが結ばれている。
  17. ^ 1999年、新校舎の建築に伴い旧校舎は取り壊される。校舎の柱は、2000年に同じ久万高原町に開館したふるさと旅行村に移設、展示されている。

出典

  1. ^ a b “50歳のリカとカンチを描いた『東京ラブストーリーAfter25years』単行本発売!「50歳のリカとカンチの生きざまが感慨深い!」と反響続々”. ダ・ヴィンチニュース (KADOKAWA). (2017年1月13日). https://ddnavi.com/news/346013/a/ 2020年1月24日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 週刊現代2022年9月24日・10月1日号・週現「熱討スタジアム」第445回「ドラマ『東京ラブストーリー』を語ろう」p144-147
  3. ^ a b c “「東ラブ」に翻弄された有森也実 続編あればやると明言”. 週刊女性セブン. (2016年11月24日). https://www.news-postseven.com/archives/20161114_465685.html/ 2018年9月30日閲覧。 
  4. ^ “東京ラブストーリー:「女性セブン」で続編、27年ぶり連載へ 前作の25年後“アラフィフ”のカンチとリカ描く”. MANTANWEB. (2016年10月27日). https://mantan-web.jp/article/20161027dog00m200024000c.html 2022年3月26日閲覧。 
  5. ^ “「東京ラブストーリー」続編がスピリッツに、50歳になったカンチとリカが再会”. コミックナタリー. (2016年1月25日). https://natalie.mu/comic/news/173533 2016年10月28日閲覧。 
  6. ^ “「東京ラブストーリー」26年ぶり連載再開 「女性セブン」で全7回”. スポニチアネックス. (2016年10月28日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/10/28/kiji/K20161028013615530.html 2016年10月28日閲覧。 
  7. ^ a b “「東京ラブストーリー」、29年ぶり復活! 次世代スターで今春FOD配信”. SANSPO.COM (産業経済新聞社). (2020年1月24日). https://www.sanspo.com/article/20200124-JO2QAFZSCNIJNCFDZI5CTPJTNU/ 2020年1月24日閲覧。 
  8. ^ “ミュージカル「東京ラブストーリー」柿澤&笹本、濱田&唯月がカンチとリカに”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年3月16日). https://natalie.mu/stage/news/469729 2022年3月25日閲覧。 
  9. ^ a b 漫道コバヤシ』第33回 東京ラブストーリー刊行25周年!柴門ふみSPより
  10. ^ a b c 大多亮『ヒットマン テレビで夢を売る男』角川書店刊/1996年。
  11. ^ 『月刊カドカワ』1991年5月号「柴門ふみスペシャル/本人自身による全作品解説」/角川書店刊。
  12. ^ クローズアップ現代『佐藤優ロングインタビュー スクープの舞台裏、混迷する世界・新時代への思い
  13. ^ 貧困だからこそ “贈与の連鎖”を 『佐藤優×片山杜秀 「東京ラブストーリー」リメイクが描き出した日本経済の衰退』NEWSポストセブン
  14. ^ 東京ラブストーリー(2020年版)”. 2020年6月6日閲覧。
  15. ^ 東京ラブストーリー”. 2020年6月6日閲覧。
  16. ^ a b "伊藤健太郎、石橋静河ら出演 現代版『東京ラブストーリー』フジテレビで地上波放送決定". Real Sound. blueprint. 17 September 2021. 2021年9月17日閲覧
  17. ^ “Vaundy、2020版「東京ラブストーリー」の主題歌担当”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年4月13日). https://natalie.mu/music/news/375138 2020年4月13日閲覧。 
  18. ^ "『東京ラブストーリー』ミュージカル化 "カンチ役"に柿澤勇人&濱田龍臣「どうなっちゃうの?」「緊張で頭が真っ白」". ORICON NEWS. oricon ME. 2 August 2022. 2022年8月2日閲覧
  19. ^ 「東京ラブストーリー」出演55歳女優が黒髪ショートで久々TV「誰か分からん」「スタイル健在」”. 日刊スポーツ (2024年5月15日). 2024年5月15日閲覧。



東京ラブストーリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 05:26 UTC 版)

踊る大捜査線」の記事における「東京ラブストーリー」の解説

『秋の犯罪撲滅スペシャル』で、青島たちが調べている被疑者所有ビデオテープの中の1本に、『東京ラブストーリー』が登場青島感情移入して見入る面々横目に織田演じカンチのことを「何だはっきりしないッスよね」とダメ出しし、周囲微妙な反応を招く。

※この「東京ラブストーリー」の解説は、「踊る大捜査線」の解説の一部です。
「東京ラブストーリー」を含む「踊る大捜査線」の記事については、「踊る大捜査線」の概要を参照ください。


東京ラブストーリー(2000年6月 - 2001年2月)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:07 UTC 版)

学校へ行こう! (バラエティー番組)」の記事における「東京ラブストーリー(2000年6月 - 2001年2月)」の解説

放送当時ダントツ人気誇ったコーナー元ネタドラマ『東京ラブストーリー』。「コギャル最終戦争」で登場したサオリ・ミホのコギャル2人組常識人に見えて暴走しがちな永谷語尾に「だぜ」をつけて話す坂西通称「だぜ」、ホスト風味ナルシストで常に独特のテンション保っている通称「マサーシー」の男性3人組男性陣永谷・マサーシーは東大、だぜは慶大と、当時現役名門大学生永谷・だぜは「コギャル最終戦争」でコギャル達の家庭教師務めた)のギャグラブストーリー

※この「東京ラブストーリー(2000年6月 - 2001年2月)」の解説は、「学校へ行こう! (バラエティー番組)」の解説の一部です。
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