条野採菊
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条野 採菊(じょうの さいぎく、1832年9月24日(天保3年9月1日) - 1902年(明治35年)1月24日)は、幕末から明治中期の、東京の、戯作者・ジャーナリスト・実業家・作家・劇評家。本名は条野伝平。号に山々亭有人(さんさんていありんど)・採菊散人・朧月亭・朧月亭有人・弄月亭有人など。鏑木清方の父。條野とも書く。
- ^ 野崎左文『増補私の見た明治文壇1』平凡社、2007年、136頁。
- ^ 『日本近代思想大系18』岩波書店、1988年。
- ^ 春色恋廼染分解. 初,2-3編 / 朧月亭有人 作 ; 国富 画、早稲田大学図書館
- ^ 土屋礼子『大衆紙の源流』世界思想社、2002年、250頁。
- ^ 一柳広高、近藤瑞木 編『幕末明治 百物語』国書刊行会、2009年。ISBN 9784336051202。
- ^ 山本笑月『明治世相百話』〈中公文庫〉1983年、78頁。
- ^ 岡本綺堂『ランプの下にて』〈岩波文庫〉1993年、155頁。
- ^ 土谷桃子:『採菊の西洋小説の翻案』
- ^ 国会図書館:やまと新聞
条野採菊(じょうの さいぎく)
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「文豪ストレイドッグス」の記事における「条野採菊(じょうの さいぎく)」の解説
「猟犬」の一人で超五感により万物を把握する無明の王。標的の秘密を「聴く」尋問の達人。右耳に耳飾りを付けている。盲目で両目は閉じているが他の感覚が人間離れして優れており、他人の心拍を聞きその心理状態まで察することが出来る。常に丁寧な口調で物腰は穏やかだが、「他人をいたぶる他に楽しみを知らない」と語るように、相手の痛い所を的確に突いて心理的に追い詰めることに長けており、態と相手を嬲り焦りを楽しむ悪癖がある。元は犯罪組織の幹部で、6年前に聴覚と異能を見込んだ福地に勧誘されて「猟犬」に加入した。14巻で客に紛れて競馬場で太宰を逮捕した。個性的な隊員のツッコミ役になることも多く、特にマイペースな末広に対しては一番嫌い、今すぐ死んでほしいとまで言っている。但し、「うずまき」に来店し、マスターにモンゴメリ達の行き先を聞き出そうとした際は、マスターを後僅かの所まで追い詰めるも、末広に足を刺されて窘められ彼に先にマスターの口を割らせることになってしまった。
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